表札によく使われる代表的材質8種!購入前に知っておきたい長所と短所

こんにちは、表札の匠、店長のしもじょうです。
表札選びの時に一つの要素となるのは、表札の素材では無いでしょうか。
素材によっては取り付け箇所に制限がありますが、素材の特徴やメリット・デメリットなど、どのようなモノがあるのかを紹介します。

天然木

昔から定番の表札素材です。たて書き長方形のスタンダードなものの他、英字の入った横長のものや丸いものなど、デザインされたものがあります。
木の種類としては、ひのき、さくら、えんじゅ、いちいなどが使用されます。

良い点

見た目が暖かいですよね。多くの場合、壁掛け時計のように取り付けられるので、取り付けが簡単です。

欠点

コーティングなど劣化予防をしてありますが、他の素材に比べると劣化が早いです。
ただ、庇の下の玄関扉の横など、直接雨に当たらないところに取り付けると充分に長持ちしますし、色変わりも味わいと捉えると一概に欠点と言えません。

石(天然・人工)

木とならんで表札としては定番の表札素材です。
天然石でもっともメジャーなのは黒御影石ですが他に白大理石、赤御影石、蛇紋御影石、雲母が少し入ったブルーパールなども人気です。

良い点

堂々とした見た目。彫刻が深いため、ディティールはいつまでも残ります。

欠点

重いです。そのため、取り付けにはしっかりとした養生をする必要があります。

鉄の棒を文字のかたちに曲げ伸ばしして作るロートアイアン表札が代表的です。

良い点

見た目がとてもモダンで洋風のお家によく似合います。

欠点

厚い塗装をされているので、1年2年で錆びることはありませんが、定期的なワックスがけなどお手入れが必要です。

アルミ

型に流し込んで作るキャスト製法で作られる表札が多いです。

良い点

さまざまな面白い形状の表札が作られています。

欠点

取り付け時に壁面に穴をあける必要があります。また、これはどの材質でも起こることですが、塗装が少しずつ劣化します。それ以外に、これといった欠点はありません

 

ステンレス

板状のステンレスに化学的に凹みを付けるエッチングという加工で作られる表札と文字のかたちにカットをして作られる表札が代表的です。

良い点

ステンレスなので基本的に錆びにくいです。

欠点

「ステンレスは錆びない」という神話にひきずられてメンテナンスを怠ると「もらい錆び」や「水垢」など劣化が進行します。

 

陶板

伝統的な焼き物やタイルにサンドブラスト彫刻を施した表札、レイアウトに合わせて粘土から製作する完全な焼き物の表札もあります。

良い点

耐候性に優れています

欠点

これと言って欠点はありません

 

ガラス

窓ガラスと同じような板ガラス(フラットガラス)と琉球ガラスに代表される手作りガラスがあります。
空気の圧力で研磨砂を吹き付けて彫刻をするサンドブラスト彫刻という加工をします。

良い点

他の素材よりもきめ細かなデザインが可能で、光を透過するためガラス特有の味わいがあります。

欠点

これと言う欠点はありません。たまに「ガラスは割れる」と言う方がおられますが、堅いものがあたらなければ簡単に割れることはありません。
地震などで割れると言うのでしたら、その時はお家全体にも半壊や全壊など小さくない被害が及んでいる場合だと思います。

 

アクリル樹脂

ガラスによく似たプラスチックの一種です。素材価格もガラスに近く高価です。軽量で小さな穴もあけられることから、機能門柱などに幅広く使用されています。
エクステリアメーカーの機能門柱の表札はアクリル板の上からアルファベットシールを貼るタイプが多いです。
当店のようにオーダーメイドの場合、レーザー彫刻で凹んだ部分に着色を施します。

良い点

孔あけなど加工が自在なので様々な機能門柱に合わせて製作することができます。

欠点

ガラスよりも柔らかいため、傷がつきやすいです。また、シンナーなどの石油化学溶剤に弱いです。

まとめ

表札の材質には様々なものがあり、ここに紹介した材質は代表的なものとなります。
基本的には自分のイメージに合った材質の表札をお選び頂くのが一番です。

材質によって出来るデザイン出来ないデザインがあったり、取り付け場所の制約がある場合もありますが遠慮なくご相談ください。

 

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