表札の製作:サンドブラスト彫刻

サンドブラスト彫刻は、ガラスやタイルに特殊な研磨用の砂(研磨剤)を高圧の空気と一緒にたたきつけることで彫刻をする加工方法です。

今回は、当店のフラットガラス表札「綾ライト」の絵柄を彫刻します

  1. レイアウトのお打ち合わせが完了し、お客様から製作OKのお返事をいただいたデザインをカッティングマシンを使って粘着シートに出力します
  2. カットしたシートの彫刻する部分を剥がして、残りの部分を砂が当たらないようにマスクとして使用します
  3. ガラスにマスクを貼り付けます

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  4. 手袋の穴とのぞき窓がついた箱形の機械がブラストマシンです。
    箱の底には研磨剤が溜まっていて、それをコンプレッサーから吹き付ける空気の圧力で吸い上げながら、ガンで素材に吹き付けます。

    彫りの深さは、絵柄の雰囲気や着色が必要かどうかで変わってきます。お名前を彫刻する場合は、深めに彫刻をします。今回は、表札のお名前の裏側の模様なので、少し浅めに彫刻しています。

サンドブラスト彫刻の作業自体は、だれにでもできますが、彫刻面にムラができないように均一に彫ることと、エッジをシャープに見えるよう面に対して直角に彫ることは、職人の集中力とテクニックがなければ実現できません。

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