表札の匠、店長の下條です。
順番が前後してしまいましたが、今回は「両面テープ仕様」の表札の基本的な取付方法をご説明します。
今回の素材は、表札も取り付け箇所も両面テープでしっかりと固定できる素材です。
両面テープには、大きな欠点もありますので、両面テープ仕様の表札を選ぶ前に是非
以前のコラム
「両面テープは万能ではありません」
「両面テープで不適合素材に取り付ける」
もご参照下さい。
取り付け可能な素材
外構にも使用できる強力な両面テープは、ブチルゴムやシリコンゴム樹脂の帯の両面に強力な接着剤を塗布したものです。
強度は、接着剤の密着度合いによって変わります。
多孔質の素材だと、弱くなりますし
水分を吸収しやすい素材は、接着面が結露して落下する恐れもあります。
理想的な素材としては
- 金属
- FRPやアクリルなどの樹脂
- ガラス
などで、表面がツルツルしていること
用意するもの
両面テープ仕様の表札の場合は、他の取り付け方法に比べると格段に準備が楽です。
- 水平器
今回、水平器は、取付用のガイドとして使用します。
- 養生テープ
水平器を取り付け箇所に固定します
手順
- あらかじめ取り付け箇所の汚れや脂を除去しておきます
表札を取り付ける位置を決めたら、水平器を養生テープで固定します。
水平器の気泡がゲージの真ん中にくるようにして固定して下さい。
- 表札の裏の両面テープの離型紙をはがします。
- 表札をガイドになっている水平器の上に載せるようにしてあてて
水平がでていることを確認します - 水平が保たれている状態で、表札をまっすぐ押し出すようにして取り付け箇所に触れさせます。
これで、もう落下することはありませんので水平器を取り外します。 - 最後に、しっかりと密着するように、表札を押しつけて完了です。
ご注意ください
両面テープは非常に強力です。
接着剤のように硬化時間はありませんので一発勝負です。
くれぐれも慎重に作業をしてください。
Youtube「表札の匠」チャンネルに動画もございます!
今回使用した表札
機能門柱マイ門柱対応 アクリル 景雲-S
https://item.rakuten.co.jp/e-takumi/hyousatsu-keiun_s/