
木材は、水分を吸収しやすいので、接着剤で直接、表札のようなものを貼り付けると経年で落下の危険性があります。
解決策としては、木材に樹脂や金属の板をネジ止めして、その部分に接着剤で表札を貼り付ける方法があります。
当店の木部用ステーを使って取付方法をご説明します。
用意するもの

- 水平器、あまり高いものでなくて充分です
- 定規
- 外構用の接着剤
おすすめ
・コニシボンド ウルトラ多用途SU(普通のタイプ)
・表札用強力接着剤「表札職人」
・セメダイン スーパーX - 印をつけるためのペン
- 養生テープ
- マスキングテープ
お客様専用ですが当店のステンレスのステーはL字型に加工しています


- キリ
- プラスドライバー
木が堅いとネジ山をなめやすいので少し良いモノを - ネジ
枕木なら長めのスリムビスがおすすめ
今回は通常の木なので短い木ネジを使います
準備
塗装部分に粘着テープが直接つかないように保護紙をつくります
上下がわかるように矢印を書きます
マスキングテープで貼り付けて準備完了です


表札を取り付けましょう
表札を取り付ける上の位置にマスキングテープを貼り
ステーをあてて目印を一つだけマスキングテープに書きます



ステーに水平器をあてて穴位置を決めます
キリで穴をもみます
ステーに水平器をあてて穴位置を決めキリで穴をもみます

上2箇所をネジ止めします
念のためここで水平を調べます
傾いていたら、少しずらしてネジ止めをやり直します


残りの2箇所もしっかりとキリでもんで下穴をあけ、全てのネジをしめて固定します


表札の裏側に接着剤を塗ります
ヘラで延ばす必要はありません
上下を間違わないようにステーに乗せるようにして圧着します


あらかじめカットしておいた養生テープではがれないように仮止めします
接着剤が硬化するまで待ちます
(接着剤の硬化に必要な時間は、それぞれの説明書をお読みください)
また、気温が低いと長くなる傾向があります
多くの接着剤は5℃以下の場合、硬化しないのでご注意ください
接着剤がしっかりと硬化してから養生を取って完成です
