表札の取付方法 その2「差し込んで貼り付ける表札」

差し込んで貼り付ける表札とは

表札の裏に棒が出ていて、その棒を壁面にあけた穴に接着剤と一緒に差し込むことで表札を固定する方法です。

ドリルで穴をあける必要はありますが、接着剤が硬化していないうちも落下の危険性の少ない堅実な方法で、外構業者様に取り付けを依頼される場合「裏にピンを立てた仕様で」とか「裏ボルト仕様で」などと指示をされることも多いです。
また、接着面積が少なく接着剤だけでは強度を出せない凹凸のある壁面にも有効です。

DIYで表札を取り付ける前に

表札の取り付けは自己責任で行ってください。自信のない方や取付箇所の難易度が高そうだと感じる方は、お近くの外構・リフォーム業者にご依頼ください。大切なお家です、くれぐれも慎重におこなってくださいますようお願い申し上げます

用意するもの

  1. 接着剤
    おすすめ
    コニシボンド「ウルトラ多用途SU」(普通タイプ)
    表札用強力接着剤「表札職人」
    セメダインスーパーX
  2. 水平器
    高級品はいりませんが、30cm 以上のものが使いやすいです
  3. 定規
    L 型の差し金が便利ですが、直定規でもOK です
  4. けがき用鉛筆やマーカー
    テープの上にマークしますので、クレヨン系の鉛筆か油性マジックが使いやすいです
  5. 養生テープ(強力なタイプ)
    貼ってはがせるテープです、ホームセンターの塗装用品コーナーにあります
  6. マスキングテープ
    貼ってはがせる紙のテープです、ホームセンターの塗装用品コーナーにあります
  7. エアダスター
    ドリルであけた穴の中の切り粉を除去するのに使います
  8. 振動ドリル
    ドリルの回転と打ち込む力で穴をあけるタイプのドリルです
    ホームセンターなどでレンタルをしているお店もあります
  9. ドリル刃
    ボルトの直径より1mm程度太めのドリル刃をお選び下さい
  10. ハサミ
    文房具のもので充分です
  11. 不要な白い紙
    取り付けの際に表札の表面を保護します

安全のためにあったほうが良いもの

  1. 保護メガネ
  2. マスク
  3. 軍手

準備

取り付けの前に、表札の表面を保護するための紙を貼り付けます

表札と同じサイズの紙を切ります、この紙を表札に貼り付けると上下が分からなくなるので、矢印を書いておくと良いです

マスキングテープで貼り付けます。貼り付けた後で剥がしますので、テープが表札の裏面に回らないようにご注意ください。

表札を取り付けましょう

水平をとることと穴をまっすぐにあけることを慎重にすすめると難しい作業ではありません
出番は少ないですが、ドリルを使いますので、お怪我をなさらないようくれぐれもご注意下さい

型紙のあるものは誤差が無いか確認をしておきましょう

型紙の位置合わせのためマスキングテープを貼ります

マスキングテープに水平の線を引きます

この線を型紙の上端にします。縦位置も決めておきましょう

表札の輪郭に沿って折り曲げた(切り取った)型紙を
マスキングテープで仮止めします

仮止め状態の型紙に水平器を当てて表札が水平になるようにします

位置が決まったら型紙をしっかりと固定し

ドリル刃をしっかりと当てて浅く穴をあけます
先端が回転方向に踊りますのでご注意下さい

埋め込み寸法を測ります

埋め込み寸法に合わせてボルトの直径に適したドリル刃にテープで印を付けます

浅く掘った穴にドリルをまっすぐにあてて印のところまで穴をあけます

穴にエアダスターを当てて穴の中の切り粉を吹き飛ばします

この時、粉が100%自分の方に飛んできますので、保護メガネやマスクで防御して下さい

接着剤をつけずに、表札を穴に差し込んでみます
ここで
①表札が壁面に密着するかどうか
②水平になるかどうか
を確認します
表札を差し込んで裏面が密着しない場合穴が少し浅いかもしれません。

微妙に水平が狂っていて穴にあそびが無く微調整できない場合は、ひとまわり大きなドリル刃で穴を広げてください。

表札の裏面、壁面に密着する部分に接着剤を塗布します。
ボルト部分にもたっぷりめに塗って下さい。

表札が水平になるように調整しながら養生テープで壁面に固定していきます。

表札が浮いてこないよう養生テープでしっかりと押さえます。

この状態で、接着剤が硬化するまで待ちます

後日、接着剤が硬化したら、養生テープを慎重にはがして完了です。

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