表札を接着剤で貼り付ける方法は、陶板やタイルの表札、石の表札、裏板付きガラス表札、ステンレス板材の表札などなど、裏面が平らな表札を平らな壁面に貼り付ける基本的な取付方法です。
DIYで取り付ける前に
表札の取り付けは自己責任で行ってください。自信のない方や取付箇所の難易度が高そうだと感じる方は、お近くの外構・リフォーム業者にご依頼ください。大切なお家です、くれぐれも慎重におこなってくださいますようお願い申し上げます。
用意するもの
- 接着剤
おすすめ
コニシボンド「ウルトラ多用途SU」(普通タイプ)
表札用強力接着剤「表札職人」
セメダインスーパーX - 水平器
高級品はいりませんが、30cm 以上のものが使いやすいです - 定規
L 型の差し金が便利ですが、直定規でもOK です - けがき用鉛筆やマーカー
テープの上にマークしますので、クレヨン系の鉛筆か油性マジックが使いやすいです - 養生テープ(強力なタイプ)
貼ってはがせるテープです、ホームセンターの塗装用品コーナーにあります - マスキングテープ
貼ってはがせる紙のテープです、ホームセンターの塗装用品コーナーにあります - ハサミ
文房具のもので充分です - 不要な段ボール紙か1cm 厚程度の木板
ズレ止め板にします - 不要な白い紙
表札の表面を保護するために使います

準備
取り付けの前に、表札の表面を保護するための紙を貼り付けます
表札と同じサイズの紙を切ります、この紙を表札に貼り付けると上下が分からなくなるので、矢印を書いておくと良いです

マスキングテープで貼り付けます。貼り付けた後で剥がしますので、テープが表札の裏面に回らないようにご注意ください。

表札を貼り付けましょう
手順は多く感じますが、水平をとることと仮止め養生をしっかりすると難しい作業ではありません
表札を取り付ける位置にマスキングテープを貼り、マスキングテープの上に水平の線をひきます


マスキングテープの線に沿って養生テープを貼ります
マスキングテープをはがします
このテープの上端が表札の下端位置になります


表札を貼る左端位置を養生テープの上にマークします
マークに合わせてマスキングテープで印をつけます


最初の養生テープに合わせてあらかじめ養生テープを取り付けたズレ止め板をあてます
ズレ止め板の上端の水平が出るように調整します


ズレ止め板をしっかり貼り付けてからも水平を測ります
もし水平になっていなければ、調整して下さい
表札上下に気をつけて、上側に養生テープを貼り付けます


表札の裏面に接着剤を塗布します。
このタイルは凹凸がありますので接着剤をのばしません。
あまり端にまでつけるとはみ出してしまいますのでご注意下さい
ズレ止め板に軽く乗せるように表札を壁面にあてます


表札の水平を測り、押しつけます
養生テープでズレ止め板と表札をしっかりと仮止めします
この状態で、接着剤が硬化するまで待ちます
接着剤の種類や気温によって硬化時間が異なります。
多くの接着剤は5 度以下の環境では硬化が始まりません。
冬期はとくにご注意下さい


後日、養生テープと保護紙をはがして完成です
接着剤が硬化していないことも想定して、慎重にはがして下さい